炭治郎といぬ


「すみじろう」ではなくて「たんじろう」

鬼滅の刃の主人公。

彼は時々「優しいにおいがする」と言って、人の性格や心の状態を匂いで判別してているようなことを言っていたと思うのだけど、犬を飼ってみると「ああこれのことなのか」と思うことが時々ある。

好意を持って接してくれそうな相手とそうでない相手を匂いで判別しているぽい。

匂いは人が緊張しているか、怒っているか、喜んでいるかというような「状態」によっても刻々と変わるらしい。
ゴールデンカムイ二瓶鉄造の思い出話にもそんな話あった気がする。

“二瓶「俺の娘がまだ赤ん坊の頃… 縁側で寝かせてると大きなスズメバチが娘の顔にとまった」”

“「その瞬間…自分の体臭が変わるのが分かった。感情というのは匂いとなって発せられるのだと気付いた」”

ゴールデンカムイ3巻より。

実は私はどちらかというと子供の頃から犬が苦手で、大人になってからもちょっと犬が怖かった。
というのも、小学生の時、友達の家にポメラニアンがいて、私に歯を剝き出してギャンギャン吠えるし追っかけるしのもう大変に恐ろしい犬だった。犬が怖くない友達にはキャンキャンと甘えていたので「あの犬は凶悪、極悪小型犬や〜!」って訴えても相手にされなかった。
今にして思えばあの犬は私が怯えていることを、目も合わさずとも匂いで感じ取っていたので、小型犬特有の空威張り攻撃(いまだに悪意ある犬と思っている)してきてたんだろな。

そんな私もここ数年、娘の「犬飼いたい運動」に押されてとうとう犬を飼い、犬に対する態度が極甘に軟化してよその犬に吠えられることはほぼなくなり、近所の犬に甘えられるのが散歩の楽しみのひとつになりつつあります。

まあなんでこんな話を書いているのかと言うと、先日久々にうちに友人たちが沢山やってきてくれたのだけれど、犬好きとか嫌いとかよりもっと、犬に対する心の開け方の状態で随分犬側の態度が変わってくるもんだなあ、、と、おそらく犬を飼ったことのある人からしたら当たり前の事に毎度「ほえ〜、ほえ〜!」と気がついてびっくりしています。

ここまで書くと、犬と炭次郎の特殊な能力の話のようだけど、特に嗅覚が鋭くない(と思っている)人間でも、クサいとかいい匂いとかではなくて、意識に上らないレベルの匂いで色々判別をしているように思う。

好意を持ったり持たれたり、話しかけやすかったりにくかったりする理由は、文字に書き起こせるプロパティだけで判別しているわけではないよな〜と思うとちょっと嬉しい(未知の領域をみつけると嬉しいほう)。

ちなみに私は道を歩いているとものすごく道を聞かれるのです、たとえば全然地元でないような場所でも、、髪の毛の色変だし、服装も毒々しいけどやはり聞かれる。これはやはり「道を教えてくれそうな匂いがする」のかもしれない、実際わりと優しく対応していると思う。

さて、年度が変わり、マスクはつけなくてもいいそうですが、場所の空気によって着けたり外したりしないといけない場面はなかなか多そうです。

私も愛用しているマスクホルダーネックレスはそんな時もとても便利、しかも可愛い。
両端のピンにマスクを取り付けて首からかけておくことができます。

マスク不要であればネックレスとして。
くしゅくしゅしているのはゴムではなくて縫い糸をぎゅーっと引っ張って縮めてあります。

NAKED CRYSTAL
マスクホルダーネックレス
\3850(税込)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です