財布を拾って高橋幸宏の話


2023年1月14日、高橋幸宏さんが亡くなられました。。
R.I.PがSNSに並ぶのはあんまり好きじゃないのですが、この話はしたい!
ということでツイッターに連ツイしたのでこちらにもまとめました。
(ツイッター連ツイからの転載です)

何を隠そう、て、隠してないけど、、生まれて初めて自分のお金で買ったLPレコードは高橋幸宏の「What, Me Worry? ボク、大丈夫!!」(1982)  だったのですよ。
https://amzn.asia/d/gyX6XTt

この後ろにはちょっといい話があって、当時小3か小4?道端でお財布を拾って警察に届けたの、そうしたら持ち主のおじさんが子供が拾って届けてくれたそうなのでお礼がしたい、ということで近所で待ち合わせたら、カブに乗ったおじさんがやって来て、ありがとうと言ってポチ袋に入った三千円をくれた。

さ、三千円もらった!!当時の私はYMOの登場にものすご~衝撃を受けていた子供でした。それと裏ジャケに写っている高橋幸宏がかっこいいとアイドル的支持もしていたので、すでに家にあった(兄の)YMOじゃなくて、高橋幸宏のソロアルバムを買いに走りました。

当時は音楽がタダで聞けるメディアはラジオしかなかったし、このアルバムの内容については何も知らない。いそいそと買いに走ったけど、何しろソロであるし、YMOのようなナウい電子音の音楽ではなくて、高橋幸宏氏がギター弾いて歌ってるだけとかだったらどうしようとか不安もあった。

けれど、恐る恐る針を落としたらこれが素晴らしくて、、それは当時の私の求めるYMOのようなナウい電子音の音楽であったけど、YMOの音よりはなんというか可愛らしさだったり優しさがあるメロディーがのっていたのですね。

レコードを買って安堵するという丁半博打的感覚を味わったのは後にも先にもあの時以降なかった気がします。これ以降はMTVの時代も来るので、ここで見たええやつを買ったりしていたし、もう少し大人になったら、ハズれたら売ればいいになるし、小学生の三千円の重みよな。。

多分この小3とか小4の頃に初めて音楽そのものを楽しむということが出来るようになった気がします。それ自体が心地よく気持ちよい、そういう感覚はYMOが初めてで、それまで歌手と言えば大好きだったピンクレディにしても振付見た目込みで楽しんでいたし、ああなんか違う感覚だと思ったのがこの頃。

というように、珍しく長々とR.I.Pもんを書きました。 初めて買ったLPの話、そしてオチではないのですが、この次に買ったLPはというと、どう曲がりくねったか、ヴァン・ヘイレンの1984になるのです。これは年玉握りしめてレコード屋に走った記憶あり。
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1984 [12 inch Analog]
こっちに行きましたか。。

この頃レンタルレコード屋なるものが登場し、流行っぽいのはそっちで押さえてあまり買わなくなって、次に何を買ったか覚えていませんが、中学生になってアイドルがハノイロックスになってこれはレコード全部買ってたと思います。ああ全然高橋幸宏の話じゃなくなったで。。

https://amzn.asia/d/0qWG1Pa

このアルバムがベストアルバムだと思います。Back to Mystery City

それにしても、子供の時、高橋幸宏がアイドルだったというのは大人になってもなんとなくちょっとイバれる事なんかも、、なんて思いました。だってずっといい仕事されててお洒落でかっこいいし。変わらず素敵でいてくださって本当にありがとうございました。

貼り忘れていたよ。

いい曲ダナ~


“財布を拾って高橋幸宏の話” への1件のコメント

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